早朝から大混乱&大忙し
前回のメルマガ配信は、長女の結婚式の前日でした。
たくさんの祝福メッセージをいただき、とても感激しました。ありがとうございました。
結婚式と披露宴は土曜日。
しかし土曜の早朝から、大パニックでした。
私の親族が乗るはずだった、JALの飛行機が当日の朝「欠航」になったのです。
朝の6時にJALから通知が来て、大混乱の始まり。
まだ寝ていた妻を起こして協議し、親族たちに急いで電話し、JRと新幹線を乗り継いで福岡まで来てもらうよう指示。
親族はみんな、福岡市のことを何も知らないので、新幹線で博多駅に着いて以降の移動手段も、すべてメールで説明しました。
式場に到着し、控室で着付けを待っている間も親族から連絡がある度に指示をしていました。
「乗り換え時間は7分あるよ!」
「さくらじゃなくて、のぞみ!」
「さくらだと到着が15分遅い!」
「博多駅の出口は筑紫口!博多口じゃないよ!」
「◯◯という建物が近くにあるから」
「Googleマップで見たら逆方向だ!逆!」
「◯◯の交差点から左に曲がって!」
控室で、こんな指示を延々としていました。
私の親族一同は、挙式前の親族紹介には間に合わず。
でも、親族写真の撮影には間に合いました。
心配をかけたくなかったので、新婦の長女にはJAL欠航のことを伏せていました。
親族が到着して、ようやく真相を話したら、長女は驚き、ちょっと泣いてしまいました。
式の前だというのに、すまんかった。
豪雨&雷
長女と腕を組んでのヴァージンロード。
緊張はしなかったです。
ただ、ちょっとだけ泣きそうになりました。
悲しいとか、寂しいとかじゃないんですよ。
娘も式当日までいろいろ苦労したから、晴れの日を迎えられて良かったなあって思ったら、ちょっとウルッときてしまった。
「晴れの日を」って書きましたけど、式当日の天気予報は「雨」。
それでも、私たち家族が式場に着いた頃は、まだ雨は降ってなかったんですよ。
私の親族一同が到着する直前から雨は降り始めていたそうです。
で、式場のチャペルに案内された時、豪雨となりました。
チャペルに人口の滝があったんですけど、100倍くらいすごい豪雨が滝のように降ってた。
雷もゴロゴロ鳴ってた。
「ここまでの大雨は最近なかったですね〜」
とスタッフの方や披露宴司会のお姉さんが笑っていました。
最高に楽しかった披露宴
挙式も、披露宴も、大変よかった。
途中の出し物は、すべて長女が考案して、どれも大変盛り上がっていました。
学生時代や職場の同僚など、長女と仲良くしてくれた友人たちが集結。
娘を助けてくれた友人たち、みんなに感謝しているし、みんな幸せになって欲しいと思ってるんです。
披露宴の間、お礼でテーブルを回った際に、友人の女の子たち全員と話すことができました。
初対面の子もいたけれど、中には入学式で私と話したことを覚えていてくれたり、部活動の試合で私と娘が盛り上げたことを覚えてくれてたり、昔話にも花が咲いたりして。
披露宴の最中も、ずっと楽しかった。
新郎新婦、ずっと楽しそうだったし、それを見ていてこちらも楽しかった。
披露宴の終盤、娘が両親に手紙を読んでくれました。
たぶんここで泣くだろうなあと自覚してましたが、泣きませんでした。
私は記憶力が良いほうなので、娘が生まれた当日のこと、幼い頃、小学校に入学してから大学を卒業するまで、いろんな思い出をたくさん覚えています。
でも、娘も記憶力が良いらしく、昔のいろんな思い出を手紙に書いて披露してくれました。
それが嬉しかったのと、「あったね〜、懐かしい!」と喜んじゃって、最後までニコニコしながら聞いていました。
※ちなみに妻は泣いてました。
手紙を読み終えて、娘は泣きそうになっていたけど、私が親指を立てて「いい手紙だった」と示したら、ケラケラ笑っていましたね。
最後、参列してくださった方々の退場を見送る際、娘の友人に言われました。
娘は、顔は妻によく似ていて、今日あらためて「お母さん似だなあ」と思ったけど、お父さんにも似てるなと思いました!って。
え? どこが? と驚いて聞いたら、
「手紙を読んで、お父さんが親指を立てて、Good! ってしたじゃないですか。あれ、昔は◯◯ちゃん(=娘)がいつもしてたんです。うわあ〜、親子だあ〜って感動しました」
確かに、娘が冗談好きなところとか、おちゃらけたりするところは、私に似てるかな。
そんなことを思って、嬉しかったですね。
とても良い式、良い披露宴でした。
新婦の妹である次女は、全然泣いてないようだったけど、途中何度か式場で流された、新郎新婦の思い出や、友人との写真を紹介するムービーの時はすべて泣いたんだそうです。
披露宴、最後の挨拶で新郎も語っていましたが、多くの人の支えと愛情があって、我々は生きています。
娘たち夫婦も、そして私自身も、「感謝」という気持ちがどれだけ大切かを再確認できる良い機会となりました。