【PR】この記事には広告を含む場合があります。

メルマガ・バックナンバー

初心者がトラベル記事を書く方法・その4(AI活用編編)

a Day in the Life メルマガ・バックナンバー

今回は第4弾(最終回)・AI 活用編

先日から開始した「初心者がトラベル記事を書く方法」シリーズ。

今回は第4弾、AI 活用編です。

第1弾・参入編

第2弾・情報収集編

第3弾・記事準備編

今回の第4弾がシリーズ最終回となります。

「トラベル記事を書く方法」と銘打ってはいますが、シリーズ全編をとおして

「トラベルに特化」
「トラベルだけについて解説」

という内容にはしていません。

トラベル記事に興味のないブロガーさんにも
参考にしていただける内容で書いています。

AI をどう頼るのか

本文に入る前に、前提の話をします。

前回配信したシリーズ第3弾のメルマガでは、「上位記事の文章の傾向を知る」ためにブログ初心者さんが何をすべきかを解説しました。

どうしても文章の傾向が読み取れないとき、AI に助けてもらうのもアリかもしれません、と。

それを受けて、

オススメの AI ツール(GPTs)がありますよ!

それはコチラです!

って書くと思われたかもしれませんが、書きませんよ。

今回のシリーズ企画、第1弾から一貫して書いているのは

「文章の書き方」
「文章の傾向を知る」

です。

AI ツールを使って、文章を全部書いてもらったらめちゃくちゃ時短になるし、めちゃくちゃ簡単です。

それは否定しません。私も AI を使ってるし。

AI が記事の文章をまるまる書いてくれたとして、その文章を全部コピペしてブログに貼り付けて、それでOK、できたー! って。

ある程度のブログ運営歴があって、文章を自力で書いてきた経験も、報酬を得てきた実績もある、というブロガーさんなら別にそれでもいいんです。

なぜなら、手直しをする能力があるから。

ブログを始めたばかり、記事もほとんど書いていない。

そんな初心者ブロガーさんが、いきなりすべてを AI に任せてブログ更新を始めるのであれば、ちょっと待ってください。

全文コピペを毎日続けて、記事数が増えていく。
アクセスは増えるかもしれない。
収益も増えていくかもしれない。

短期的にはそれでOKなんですよ。

でも、いずれ読者さんにバレますよ。

ああ、ここのブログって、いつも AI のコピペ文章だね、って。

AI がまるまる書いた文章って、意外と分かっちゃいます。

このブロガーさん、自分では全然書いてないんだね、と読者さんに次々とバレていくと、記事に対する読者さんの信頼度が徐々に落ちていきます。

あと、Googleにもバレますよ。

Googleは現時点で、

「AI生成であることを理由に順位を下げることはない」

と明言しています。

ただ、将来的にどうなるかは分からない。

Googleが方針転換したとき、せっかく今まで公開してきた記事たちはどうなるのか。
AI に頼りっぱなしだと、不安にはなります。

AI と共存する方法

じゃあどうすればいいのか。

AI の文章をオリジナルにすればいいんです

オリジナルに近付ける、という表現でもいいです。

要するに「手直し」。

AI が生成した文章をまるまるコピーするのではなく、「あなたのオリジナル文章」に加工するんです。

文末のちょっとした表現を自分の言い方に変える。

AI が生成したような言葉を最近の人は使わないよーと思うなら、最近の人が使ってる言葉に変える。

トラベル記事であれば、オススメのホテル5つを紹介する際に、元となる楽天トラベルの紹介記事に載っている写真を見て

「部屋から富士山がめちゃくちゃキレイに見えるやん!」

と思ったら、その感情を自分の言葉で追記するんです。

「ここまで富士山をキレイに眺められるホテルってなかなかありません。このホテルに泊まったら外出もせず、延々と富士山を眺めて過ごせそう!」みたいに。

実際に泊まったことがあり、良い思い出なのであれば、自分の宿泊体験を文章に追記するだけでパワーアップします。

たまにですが、

「◯◯◯という自分の宿泊体験があるから、その文章も記事に追加して」

と AI に追加指示を書く人がいます。

そうじゃないんですよ! 自分のオリジナル箇所くらいは自分で書きましょう!

短くてもいいんです。自分の体験部分だけで800字書け!ってわけじゃないんだから。

文章の基礎(ベース)は、AI が生成したものでOKです。

そこに、オリジナルの味付けを追加していきましょうね、という話なのです。

おまけのプレゼント

ここまでシリーズを読んでくださったメルマガ読者さんに、おまけのプレゼントです。

シリーズ第3弾のメルマガで解説した、「文章の傾向を知るためのやり方」を AI に助けてもらうプロンプトの例を紹介します。

「GPTs」ではなくプロンプトですので、ChatGPTだけでなく、Gemini など他の AI でも動きます。

りく
りく

GPTs を作る知識、まだ持ってないのです。

以下の手順でやってみてください。

手順1:上位記事をGoogleで検索

あなたが書いてみたい記事のメインキーワードを Google で検索してみます。

例として、

九州 露天風呂付き ホテル おすすめ

というキーワードを使います。

実際には、上のキーワード例はライバルが多すぎるので、書いても報酬にはつながらないと思います。

「九州 露天風呂付き ホテル おすすめ」で Google 検索してみてから、1ページ目に表示される上位記事のうち「文章を書いている記事」のみピックアップします。

◆楽天トラベルなど旅行案内サイト
◆企業サイト

上記の記事は除外してもいいです。文章を書いている記事であれば入れちゃって大丈夫。

手順2:AI に上位記事を記憶させる

ChatGPT など、お好きな AIで、以下のプロンプトを入力・実行してください。

キーワード「九州 露天風呂付き ホテル おすすめ」の部分は、ご自身が調べた検索キーワードに置き換えてください。

【】は除去して、【】の中のURLだけ残してください。

プロンプトを入力・実行したら、各記事を AI が記憶してくれます。

この時点で分析内容を表示してくれるかもしれません。表示された内容をシッカリ読んでおきましょう。

分析内容が何も表示されなくても大丈夫。次の手順でさらに深掘りします。

手順3:AI に文章傾向を教えてもらう

続いて以下のプロンプトを入力・実行してください。

この分析結果を読むことで、検索上位記事にはどんなことが書かれていて、各記事に共通する傾向としてはどんなものがあるかを AI が要約・解説してくれます。

さらに何か知りたいことがあれば、追加でプロンプトを入力して質問してみてください。

いわゆる「壁打ち」というやつで、質問すればするほど、AI の回答精度が上がります。

また、分析結果をベースとして AI に記事を書いてもらうこともできます。

記事タイトルやスラッグ(URLの最後に来る部分)、メタディスクリプションなど、自分で考えるのがちょっと大変な箇所も AI が秒で教えてくれます。

ただし、今回のメルマガでしつこく言ってますが、AI の文章をそのまんま全文コピペしただけで記事公開はしないように。

自分の表現を追加したり変更したりして、「オリジナル」に加工してから公開しましょうね。

あとがき

ここまで4回にわたり、シリーズとしてメルマガを配信してきました。

読んでくださり、ありがとうございました。

感想もいくつか頂きました。重ねて感謝です。

4回に分けましたが、これ、当初は1回分でした。

1回だとめちゃくちゃ長くて読みづらかったでしょうね。

書くのも大変でした。でもおかげでシリーズ化できて良かった(前向き)。

-メルマガ・バックナンバー